フェルデンクライス・メソッド レッスンの内容
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フェルデンクライスメソッドには、
『ATM』(グループレッスン)と 『FI』(プライベートレッスン)
という2種類のレッスンがあります。
グループレッスンATM (Awareness Through Movement) 動き通しての気づき |
ATMは、プラクティショナーが言葉によって動きを導き、
自分で動くレッスンです。
床に横になったり、楽な姿勢で行われます。
激しい動きや、無理にストレッチするような動きはありません。
レッスンには、『正しい動き』や『上手な動き』はありません。
自分にとって『快適な動き』が一番良い動きです。
その動きができることよりも、
どうやったら快適にできるのかを、探すプロセスに意味があります。
プラクティショナーは、ほとんど動きの見本を見せません。
他人の真似してその動きができることには、意味がないからです。
興味と好奇心を持って、
動きを探索することを楽しんでください!
レッスンの効果的にな受け方
ゆっくり動く。はやく動くと、いつもの習慣的な動きになってしまい、
新しい動きを発見できません。
脳の神経系が小さな違いに気づくことができません。
力をなるべく使わない。
使う力を減らすことで
動きを感じる感受性が高まります。
小さく動く。
ストレッチのように、限界に挑戦するのではなく
小さ範囲で楽に動くことを学習します。
機械的な反復運動にしない。
脳は、興味を持ち、注意を向けている時に学習します。
何かを得るために、
何度も何度もがんばって、
力いっぱい努力する。
‥という、これまでのやり方とは、
違う学び方です。
プライベートレッスンFI (Functional Integration) 機能の統合 |
FIは、プラクティショナーが直接手を触れて動きを導くレッスンです。
個人的な興味や希望、目的に合わせて行います。よりダイレクトなレッスンです。
ベッドのような台に横になっていただいて、動きの探索をします。
プラクティショナーは、クライアントさんの動きに注意を向け、
どんな風に動くのか探していきます。
レッスンを受けている方の、脳の運動神経系も
プラクティショナーと同じところに注意を向け、
一緒に探索し、学習しています。
だから、一方的に動かしているように見えて、
実は相互のコミュニケーションがあるのです。
モシェ・フェルデンクライスは、
FIをすることを 『一緒に踊る』 と言ったそうです。
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